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人生について
夏の思い出 #2
夏の思い出 #2 泳いだ覚えがないと言えば、僕は父が逗子の浜で泳いだという話を聞いたことがないのです。父は頑丈な男でしたから、いくらでも泳げたはずなのです。にもかかわらず、どうして泳ごうとしなかったのか? -
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どこで暮らすか 住む場所の決め方は? ①
どこで暮らすか 住む場所の決め方は? ① 僕は外での生活が好きなせいか、天気予報にはかなりの親近感を覚えます。例えば神奈川県の逗子にいた頃には、北海道にいつも行きたいと思っていて、しょっちゅう津軽海峡や北海道各地の天気案内に電話していたものです。そうして少し訛りのある案内の言葉に目を瞑って聞き入っていると、あたかも現場にいるような雰囲気を味わったものでした。 -
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母の思い出 ②
母の思い出 ② 今夏(2013年)も、95歳になる母が神奈川県の逗子から“避暑”にやって来ました。10年ほど前に、熱中症で死にかけて以来、我が家の恒例行事になっているのです。 -
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「湘南剣友会」の思い出 ②——道場破り現る
「湘南剣友会」の思い出 ②——道場破り現る 湘南剣友会ではこんなことがありました。土地が鎌倉ということもあり、剣道クラブはいくらでもありました。そんな中を、剣道具と竹刀を抱えた中年男性が武者修行と称して渡り歩いているのです。その彼がある日、僕のクラブにやって来たのです。 -
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「湘南剣友会」の思い出 ①——翻訳と剣道
「湘南剣友会」の思い出 ①——翻訳と剣道 今度は、運動をテーマに考えてみましょう。僕は運動が大好きです。この “運動好き”が高じて、サラリーマンになりたくなかったのではないかとさえ思えます。 -
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文芸翻訳家の僕が80歳で小説家デビューするまで ④
翻訳家になったころ そんな僕にとって、翻訳業とは魅力的な職業だったのです。翻訳業といっても、僕がやるのは文芸翻訳だけでした。 僕はユニ・エージェンシーという翻訳事務所に登録し、翻訳家になりました。 -
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文芸翻訳家の僕が80歳で小説家デビューするまで ③
小説と剣道、そして翻訳家に 僕は昔から剣道をやっており、中学一年から昔風の野蛮な剣道に鍛えられてかなり強かったのです。 大学卒業の前年に、僕は剣道で身を立てようと考えました。 -
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文芸翻訳家の僕が80歳で小説家デビューするまで ①
逗子から北海道へ さて、皆さん、今日は。 僕の名前は山本光伸といいます。以後たびたびこのような場でお目にかかると思いますが、どうぞよろしく。僕は今年で80歳。52歳で神奈川県の逗子から北海道に居を移しました
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