柏艪舎– tag –
-
人生について
即断即決の男 ②
即断即決の男 ② 僕にとって、それは無念なことでした。僕は大学へ入って三鷹の下宿で暮らすようになり、ほとんど会う機会もなくなってしまったのです。そして二十歳を迎えたある日、僕は性格を変えようと思い到りました。何事もくよくよと考え込む自分を、全てに即決を旨とし、しかも即断でゆこうと決心したのです。僕が自律神経失調症に陥ったのもおそらくはそれが原因でしょう。 -
人生について
健康の代償 ②
健康の代償 ② そう考えてくると、僕は病気にならなかった分、人生さまざまな問題で苦労するのではないか、という気がするのです。みなさんはどう思われますか? -
人生について
健康の代償 ①
健康の代償 ① 今回は「病気」について、です。さて、僕は病気音痴とでもいいますか、まるで病気とは縁のない生活を送ってきました。 -
人生について
幸せな人生とは ②
幸せな人生とは ② 民主主義や共産主義の問題はとくに大学時代に勉強したものです。それが実際の人生では、自分の人生が惨めになればなるほど共産主義へと――全く気付かずに――引きずり込まれていたのです。 -
人生について
新年明けましておめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。 いよいよ2023年ですね。今年こそが、柏艪舎にとっての誇るべき〝新年〟になるはずです。我々はそれを期待し、実現させるべく全身全霊を捧げるつもりです。 -
人生について
2022年に思う
2022年に思う さて、2022年が終ろうとしています。僕が80歳になって1年です。僕にとっては、この1年ほど長く、苦難に満ちたことはありませんでした。作家丸山健二氏との約束が守れずに、全集刊行が頓挫したのが3年前、その直後に脳梗塞で3週間の入院。そして退院してからです、僕の苦しい日々が始まったのは。 -
小説
山本光伸作品集2『光る道』刊行のお知らせ!
山本光伸作品集2『光る道』刊行のお知らせ! 今回は、僕が書いた唯一の翻案小説、『光る道』をご紹介しましょう。これは原作がスティーブン・キングの短編で、原題は『The Reach』、邦題は『入り江』と言い、扶桑社の文庫本に僕の翻訳で収録されています。 -
人生について
運動していますか? ②
運動していますか? ② 僕と同い年の友人で、群馬大学の教授をしている男がいます。彼は運動学が専門で、自身もマラソンをやっています。かつては箱根駅伝にも出場し、42,195キロのマラソン記録は日本で十位だとか。彼は柏艪舎から『三途の川を走って渡ろう』(山西哲郎著)を出しています。 -
Uncategorized
健康の秘訣? ②
健康の秘訣? ② しかしそれは錯覚です。僕はそれ以上に大きな打撃を受けているのです。何かと言うと、僕は今回入院した時に、頭の血管を一本潰していることがわかったのです。右目の奥にある血管で、どうやら最新の記憶を扱っているらしいのです。 -
Uncategorized
海外旅行は好きですか? ①
海外旅行は好きですか? ① さて、今回は何をテーマにしましょうか? 海外旅行というのはどうでしょう。皆さん、いろいろなところへ出かけられているでしょう。また何度となく同じところへ出かけられている人もいるでしょう。