文芸翻訳家– tag –
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翻訳
僕の翻訳流儀 英語の原文との距離感
僕の翻訳流儀 英語の原文との距離感 文藝翻訳とは、普通は長いものです。もちろん短編もありますが、名前を残している作家には長編作品が多いいようです。その長編作品もただ長いだけでなく、一大巨編になっているのです。 -
翻訳
山本光伸の翻訳教室 ⑨
山本光伸の翻訳教室 ⑨ ☆訳者と読者 翻訳家は自分の訳した原文をどれほど覚えているものだろうか。個人差があって当然だが、私はほとんど覚えていない。 -
翻訳
山本光伸の翻訳教室 ⑧
山本光伸の翻訳教室 ⑧ ☆距離 文芸翻訳にとって大切なものは、原文と訳文との距離感だろう。初心者であればあるほどほどこの距離感に無頓着で、テキストが何であれ、自分のリズムでしか訳せない。 -
翻訳
山本光伸の翻訳教室 ⑦
山本光伸の翻訳教室 ⑦ ☆原作の香り 文芸翻訳家志望の方の中には、原作の香りを生かした翻訳をしたいと考える人が多いようだ。 -
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山本光伸の翻訳教室 ⑤
山本光伸の翻訳教室 ⑤ ☆文法について 乱暴な言い方かもしれないが、文法に拘る方で翻訳家として一本立ちした人を見たことがない。 -
翻訳
山本光伸の翻訳教室 ④
山本光伸の翻訳教室 ④ ☆文芸翻訳家への近道 言うまでもなく、近道などあるわけがなく、より“確実な道”と言い換えるべきだろう。 それは、自分で小説を書いてみることである。 -
小説
『老人と海』について
『老人と海』について 今年に入って、E・ヘミングウェイの不朽の傑作、『老人と海』(柏艪舎より2013年10月刊・中山善之訳)を三度読む機会に恵まれた。本書が、ノーベル文学賞作家によるピュリツァー賞受賞作品ということはいうまでもないだろう。 -
翻訳
山本光伸 翻訳教室 ③
山本光伸 翻訳教室 ③ ではついでにもう一つ、スティーヴン・キングの秀逸な短編『ウェディング・ギグ』(The Wedding Gig)の中に、次のような一節があります。この短編は、妹思いの愛すべき小悪党スコレィの、大いに愉快で、ちょっぴり切ない物語です。 -
翻訳
山本光伸 翻訳教室 ②
山本光伸 翻訳教室 ② ここには誤訳が一つと、僕が先ほど得意げに述べた、日本語と英語の表現方法の明確な違いがあります。この二つに僕が気付いたのは、丁寧に英文と日本文を読み比べたからではなく、あくまでも英文(つまり訳文)を読んでいて、おかしいなと思ったからなのです。僕がいつも言っている、オリジナルを書くように訳せ、の面目躍如と言ったところですね。 -
翻訳
山本光伸 翻訳教室 ①
山本光伸 翻訳教室 ① 僕はこれまでに、柏艪舎から翻訳に関する本を2冊出しています。『誤訳も芸のうち』と『R・チャンドラーの「長いお別れ」をいかに楽しむか』です。一作目は、文藝翻訳は一生の仕事足りうるか、という副題が付き、二作目は、清水俊二、村上春樹、そして山本光伸の訳文を併記し、何所がどう良くて何所がどう悪いのかを列記しています。また翻訳と言う作業のコツみたいなものがわかってもらえるかもしれないとも書いてあります。