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人生について
2022年に思う
2022年に思う さて、2022年が終ろうとしています。僕が80歳になって1年です。僕にとっては、この1年ほど長く、苦難に満ちたことはありませんでした。作家丸山健二氏との約束が守れずに、全集刊行が頓挫したのが3年前、その直後に脳梗塞で3週間の入院。そして退院してからです、僕の苦しい日々が始まったのは。 -
人生について
父の思い出
父の思い出 僕は父について、どう言ったらいいのか、全幅の信頼を寄せていながら、腹の底でもうひとつ理解していなかったのでは、という忸怩たる思いに責められています。 -
人生について
母の思い出
母の思い出 僕には“母”の思い出があります。ウチは父が職業軍人だったため終戦後は一転して貧しい人生を送りました。父は36歳、海軍中佐で終戦を迎えました。自衛隊からの熱心な誘いを断り、彼は協和発酵に勤めて一従業員として人生を終えたのでした。 -
小説
山本光伸作品集2『光る道』刊行のお知らせ!
山本光伸作品集2『光る道』刊行のお知らせ! 今回は、僕が書いた唯一の翻案小説、『光る道』をご紹介しましょう。これは原作がスティーブン・キングの短編で、原題は『The Reach』、邦題は『入り江』と言い、扶桑社の文庫本に僕の翻訳で収録されています。 -
人生について
正義感の裏にあるもの
正義感の裏にあるもの 僕は正義感というものを大切にしています。正義感と言っても、これは、俺がやらなければ誰がやるんだ、という一種の勝手な思い込みです。これはよほど気をつけないと、自分勝手な思い込みに過ぎなくなり、世の中にたくさんいる“暴君”の二の舞になりかねません。 -
人生について
運動していますか? ②
運動していますか? ② 僕と同い年の友人で、群馬大学の教授をしている男がいます。彼は運動学が専門で、自身もマラソンをやっています。かつては箱根駅伝にも出場し、42,195キロのマラソン記録は日本で十位だとか。彼は柏艪舎から『三途の川を走って渡ろう』(山西哲郎著)を出しています。 -
人生について
運動していますか? ①
運動していますか? ① 今回は運動をテーマに考えてみたいと思います。自分は何一つ運動をしないと言う人がいるのかどうか知りませんが、僕は運動が大好きです。取り分け、北海道へ来るまでの50数年間は、勤めたこともないため、健康には気を配っていました。 -
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健康の秘訣? ②
健康の秘訣? ② しかしそれは錯覚です。僕はそれ以上に大きな打撃を受けているのです。何かと言うと、僕は今回入院した時に、頭の血管を一本潰していることがわかったのです。右目の奥にある血管で、どうやら最新の記憶を扱っているらしいのです。 -
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健康の秘訣? ①
健康の秘訣? ① 今回は病気について考えてみましょう。どんなに丈夫な人でも、病気くらいはするでしょう。でも、僕も実は病気とは縁のない人間なのです。 3年前に脳梗塞で入院するまで、僕は病院とは無縁でした。 -
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海外旅行は好きですか? ②
海外旅行は好きですか? ② それだけ〝旅〟が好きだったにもかかわらず、帰国後20年ばかりはまったくどこにも行かなかったのです。自宅で翻訳をし、剣道に励んでいたのです。