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新年明けましておめでとうございます。

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新年明けましておめでとうございます。

 いよいよ2023年ですね。今年こそが、柏艪舎にとっての、我々柏艪舎の社員一人ひとりにとっての誇るべき“新年”になるはずです。我々はそれを心から期待し、実現させるべく全身全霊を捧げるつもりです。

 札幌に来てから、本当に長い30年間でした。僕の無知と我儘な性格から借金は高額に上り、その逆に良書の出版に後れを取ってきました。その点を心から反省し、残された我々で真の出版活動を続けようと決心したのです。

 しかしそう簡単に物事が引っ繰り返るとは思えません。これからも何度となく同じような苦痛を嘗めることでしょう。それでもなお、我々は宣言します。今日の我々の思いこそが柏艪舎の真骨頂であることを。

 しかしそのためには、読者諸兄の賛同と協力が不可欠です。今後とも我々の誤りを随時正していただき、そうしながら出版界の王道を共に歩んでいきたいと思っております。生まれ変わった柏艪舎にご声援を賜りますよう、伏してお願い申し上げます。

 なお、僕の翻訳小説と、オリジナル作品に関してもよろしくお願い申し上げます。翻訳小説はもちろんのこと、オリジナル作品も今後も書き続けて参ります。どうぞ、ご期待くださいませ。

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山本光伸プロフィール

 札幌で出版社・柏艪舎と文芸翻訳家養成校・インターカレッジ札幌を経営しています。
 80歳で小説家デビューを機にブログをはじめました。
 ロバート・ラドラム『暗殺者』、アルフレッド・ランシング『エンデュアランス号漂流』(新潮社)、ボブ・グリーン『デューティ』(光文社)他、訳書は200冊以上。

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