山本光伸– Author –
山本光伸
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人生について
幸せな貧乏人 ①
幸せな貧乏人 ① 今回は、自分の不得手なこと(?)に触れたいと思います。それは何かと言えば、人のために何かをするということです。人が苦境にあれば助けたり、悩み事があれば相談に乗ったり……。僕にはしかし、こういうことはごく自然なことのように思えるのです。つまり、得てとか不得手とかいうことではなく、僕はいつも人のために生きているつもりだったのです! -
人生について
僕の愛犬 ②
僕の愛犬 ② 2年前まで我が家で飼っていた柴犬は、ポテトという名前でした。我が家では初めて室内犬として飼ったものです。僕は毎日のように、ポテトをつれて山を下り、畑の中を10キロほど歩いたものです。 -
人生について
僕の愛犬 ①
僕の愛犬 ① さて今度は、犬についてです。我が家は夫婦そろって犬好き、それも柴犬が大好きです。大型犬には、飼ったことがないからなのか、興味が沸かず、小型犬は今度はこちらの世話が大変そうでつい敬遠してしまいます。 -
人生について
読書で得られるものとは? ④
読書で得られるものとは? ④ 例えば、太宰治です。僕は彼が大好きです。十代の中頃に読み始め、二十代には太宰を気取るようになり、その後に少し目が覚めたものの、この年になっても太宰は特別な意味を持つ作家なのです。 -
人生について
読書で得られるものとは? ③
読書で得られるものとは? ③ 考えてみれば、一冊も本を読まない若者がやがて結婚して子供を育てるようになる。現代日本に充満している“中庸観”は、この読書離れから来ているのかもしれません。日本人の多くが目先の利益しか追わなくなったとき、日本はいったいどうなるのか? -
人生について
読書で得られるものとは? ②
読書で得られるものとは? ② 読書は最良の“時間潰し”である。そう思い定めた人にこそ、読書はたまさかの“恩恵”を施してくれるのかもしれません。 -
人生について
読書で得られるものとは? ①
読書で得られるものとは? ① 今回は「読書について」話したいと思います。僕は確かに、二十代、三十代と大変な読書家だったと思いますが、それが僕の人生にとってどんな意味を持っているのだろうと考えると、どうにも釈然としないものを覚えます。 -
人生について
破滅への道? ④
破滅への道? ④ それからです、弊社の真の暗黒時代が始まったのは。僕が脳梗塞で倒れ、三週間入院したのもその頃です。退院してみると、弊社は破産寸前に陥っていました。 -
人生について
破滅への道? ③
破滅への道? ③ 私はすぐに信州に向かい、先生にお会いして契約を済ませました。契約は済ませたものの、僕はこれで本当にいいのだろうか、これが現実の出来事なのだろうか、という思いにしばし囚われていました。 -
人生について
破滅への道? ②
破滅への道? ② そして僕が75歳の時に、つまり今から5年ほど前に、大変化が柏艪舎に訪れました。