山本光伸– Author –
山本光伸
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人生について
健康の代償 ②
健康の代償 ② そう考えてくると、僕は病気にならなかった分、人生さまざまな問題で苦労するのではないか、という気がするのです。みなさんはどう思われますか? -
人生について
健康の代償 ①
健康の代償 ① 今回は「病気」について、です。さて、僕は病気音痴とでもいいますか、まるで病気とは縁のない生活を送ってきました。 -
人生について
幸せな人生とは ②
幸せな人生とは ② 民主主義や共産主義の問題はとくに大学時代に勉強したものです。それが実際の人生では、自分の人生が惨めになればなるほど共産主義へと――全く気付かずに――引きずり込まれていたのです。 -
人生について
幸せな人生とは ①
幸せな人生とは ① 今回は、「幸せな人生とは」という問いを考えてみましょう。これは難しい質問ですね。千差万別のアプローチがあるため、一概に言い切れることではありません。僕は今と昔の幸福感について、のんびりと!考えてみたいと思います。 -
人生について
新年明けましておめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。 いよいよ2023年ですね。今年こそが、柏艪舎にとっての誇るべき〝新年〟になるはずです。我々はそれを期待し、実現させるべく全身全霊を捧げるつもりです。 -
人生について
2022年に思う
2022年に思う さて、2022年が終ろうとしています。僕が80歳になって1年です。僕にとっては、この1年ほど長く、苦難に満ちたことはありませんでした。作家丸山健二氏との約束が守れずに、全集刊行が頓挫したのが3年前、その直後に脳梗塞で3週間の入院。そして退院してからです、僕の苦しい日々が始まったのは。 -
人生について
父の思い出
父の思い出 僕は父について、どう言ったらいいのか、全幅の信頼を寄せていながら、腹の底でもうひとつ理解していなかったのでは、という忸怩たる思いに責められています。 -
人生について
母の思い出
母の思い出 僕には“母”の思い出があります。ウチは父が職業軍人だったため終戦後は一転して貧しい人生を送りました。父は36歳、海軍中佐で終戦を迎えました。自衛隊からの熱心な誘いを断り、彼は協和発酵に勤めて一従業員として人生を終えたのでした。 -
小説
山本光伸作品集2『光る道』刊行のお知らせ!
山本光伸作品集2『光る道』刊行のお知らせ! 今回は、僕が書いた唯一の翻案小説、『光る道』をご紹介しましょう。これは原作がスティーブン・キングの短編で、原題は『The Reach』、邦題は『入り江』と言い、扶桑社の文庫本に僕の翻訳で収録されています。 -
人生について
正義感の裏にあるもの
正義感の裏にあるもの 僕は正義感というものを大切にしています。正義感と言っても、これは、俺がやらなければ誰がやるんだ、という一種の勝手な思い込みです。これはよほど気をつけないと、自分勝手な思い込みに過ぎなくなり、世の中にたくさんいる“暴君”の二の舞になりかねません。